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リアルな研究者の卵~理系大学生へ~

理系大学生(博士)が理系大学生(後輩)と科学の発展を願う人に向けた記事を書きます。たまに個人的な趣味も記事にします。

勉強をするということ、私の「勉強観」

勉強の進め方についての考えを紹介します。

   

 「勉強をする」とは何をすることなのでしょうか。新しいものを覚えること、新しい式を使いこなして、計算を進めることができるようになること、いろんな答えがあります。

 

私が今回提案したい答えは、「選択肢を増やすこと」です。

こういう計算方法、積分の置換方法を知る、プログラミングのコードの配列のコツを知る。。。本を読んだりプログラムを組んだり、授業を受けると、様々なテクニックやコツを知ることができます。でもそれらのうちでも、自分にとって役に立ったかどうかわからないものはいくらでもあると思います。私が提案したいのは、新しい選択肢として受け入れることができれば、受け入れるものがあれば、それは全部、勉強かな、と思います。もちろん、見方によって変わります。知識として役に立っただけなら、それはただの知識ですし、選択肢として役に立ったならそれは勉強の成果だと考えられます。

 

よく、むつかしい参考書を読んで、全然勉強をした気にならないことがあるかもしれません。その時は、自分にどんな「新しい選択肢が増えたか」に着目してみてください。

新しい選択肢が増えていなかったら、それは勉強じゃないかもしれません。

逆に、適当な本でも漫画でも、テレビ番組でも友人との会話でも、新しい選択肢が増えたら、それは勉強だと思います。

 

また、新しい選択肢が得られても、それを使いこなせないことは多々あります*1。それは、必要なら、使いこなせるようになりましょう。

 

あくまでも、一個人の視点の「勉強観」ですが、一つ、ご自身の「勉強」について考えてみてください。視野が広がれば、それはうれしい限りです。

 

この勉強観について思うのは、自身で新しい選択肢を生み出せてしまう人はすごいな、ということです。本当に頭がいい人だ、と思っています*2

   

   

*1:非常ーーーーに耳が痛い。量子的な軌道の概念はわかるけどいまだに使い方がよくわからないし、ハイゼンベルグ描像もいまいち使いこなせない。知ってはいるけど。

*2:学問的な勉強に限りません。料理もそうですし、運動についてもそうです。味がしみこむような食材の切り方だったり、サッカーだったらキックの種類(インサイド・アウトサイド・インステップ・インフロント…)などもその一種だと思います。身につくかは、別です。