リアルな研究者の卵~理系大学生へ~

理系大学生(博士課程)です。備忘録的なことを記事にしています。主に研究や物理の考え方について

研究発表をする

「学会や研究発表でうまくしゃべることができるかわからない」

そんなあなたのために、「しゃべるのがうまくてポスドクとか助教かと思った」と言われた博士学生が、発表のアドバイスをします。

   

 

私の体験、経験に基づいているので改善の余地はあると思います。

いつも私はこんな風に研究発表をしている、と思ってください*1

 

こんな流れでやります。

 

 

 

発表原稿を作る

先に作ります。コツは、「何を伝えたいのか」「最終的に伝えたいことは何か」「それに向かって真っすぐ進んでいるか」を意識して作ります。ここに関してはいずれ。

 

 

 発表の資料作りを終える

当たり前です。そして、発表日よりもかなり早く作り終えましょう。

発表の時間にもよりますが、例えば私は、10分の発表であれば、おおむね4日前。15分程度の発表であれば5日前には終えるようにしています*2

 

  

 

発表内容を推敲する。

どうやってするのか。

原稿を声に出して読みます。その時にどんなスライドが出ているのか意識しながらやります。そうすると、「ここ、読み上げると違和感があるぞ?」「前後のつながりが変だなぁ」というのが必ず出てきます。そうしたら、原稿を修正しましょう。また、時にはスライドも修正しましょう

 修正の仕方には、「スライドを分割する」とか「スライドを一緒にする」とかいろいろあります。

 

 

原稿を覚える

難しいのは、おそらく「原稿を覚える」ことです。

いろんな人に聞くと、ここで出てくるアドバイスは「原稿を完璧に覚えるのではなく、このスライドで言いたいことを大雑把に覚えていればいいんだよ」ですよね*3

その通りだと思います。

でもそれはむつかしいし、なんだか抽象的でよくわからない。そこで私がやっているのが、

 

スライドも原稿もなにもみずに、全部通しでしゃべること

 

です。これを繰り返します。最初は「えーっと次になんていうんだっけ…」と考えたりして時間は余裕でオーバーします。そして全部言い終わったら、原稿を確認します。重要なことを言い忘れていないだろうか、と。

また、「原稿と完璧に同じことを言う必要はない」です。覚えてしまうのももちろん有りですが、完璧に言うことを意識しすぎると、本番で混乱します*4

 

   

実際にスライドを動かしながらしゃべる

あとは、実際にスライドショーを使いながらしゃべりましょう。そして、修正点があればちょっとづつ直していく。そうしていい発表になると思います。

この段階までくれば余裕が出てくると思うので、話の抑揚をつけたり、いろんな工夫を凝らしましょう。

 

これを通して、最終的に「スライドで言いたいことを大雑把に覚えている」という状態になると思います。

まとめ

まとめる内容もないですが、言いたかったのは、練習が全てだ、ということです。もちろん、練習しても緊張するものは緊張します。でも、練習した量は正直だと思います*5

頑張ってください。

*1:特に知人は

*2:ちなみに博士の入学審査で40分発表でしたが、ろくに練習しなかったせいで30分で終わりました

*3:学部のころ言われました

*4:しました。学部で。

*5:急に不思議なことを言っていますが、練習しよう、ということです