リアルな研究者の卵~理系大学生へ~

理系大学生(博士課程)です。備忘録的なことを記事にしています。主に研究や物理の考え方について

人に学振を見てもらう

 しばらく、書類を書く作業に打ち込んでいました。

まだ終わっていませんがどんな書類を書いているのか、どんな風に書いているのかについて紹介します。

博士課程に進もうと思っている人の参考になるか…?

   

 

 

 

 

何書いてるの? 

「学振」の書類です。DCというやつです。

 

書くといいことあるの?

 博士課程に在学中、三年間、もしくは二年間*1毎月20 万円の給料*2がもらえ、さらに、年間100万円程度の研究費がもらえる、というとってもいいことがあります。

 

みんなもらえるの?

採択率はおよそ21~23%程度です。書類選考をやります。そのための書類を書いていました。

 

何書くの?

これまでの研究について…1.5ページ

これからの研究の背景について…0.5ページ

これからどんな研究をするのかについて…1ページ

これからの研究の、すごいポイントについて…0.5ページ

申請直後からこれから2~3年間の計画について…1ページ

研究によって生じる人権問題について*3…0.5ページ

今までの研究実績…1ページ

自己アピール…1ページ

 

を書きます。赤文字は今年*4から追加されたものです。

 

 うまい書き方はあるの?

私が知りたいです。

「学振 書き方」とか調べれば某工業大学の有名な方のスライドが出てきます。すごく丁寧にまとめられていますし、この方の書籍も出版されています。ぜひ。

あとは、「これまでの研究の背景、問題点、解決方策、研究目的、研究方法、特色と独創的な点について当該分野の重要文献を挙げて記述してください。」というフレーズでググれば、ネット上に学振の書類をアップロードしている人の書類を見ることができます。そこから、申請書が通るには何をすればいいのか探ってみるのもアリです。

 

心がけていることは?

一人称を「申請者(ら)」にすることです。

とにかく人に見てもらって感想をもらい、フィードバックすることです。

読んでもらう時間というものはないのですが、目安として、「審査する先生は一人で70枚ほど見る」というものがあります。どれほどの期間でそれを見るのかは不明ですが、一人、5~10分ぐらいで読みたい、といったところでしょうか。

 それぐらいのスピードで読んでもらって、理解に詰まったら、アウトだと思ったほうが良いかもしれません。

大体、五月の中旬~末に提出しますが、私は今のところ、これぐらいのペースで書き直しては他人からコメントをもらっています。

f:id:physine:20170504202858p:plain

ちなみにWordファイルで作っています。

LaTeXで作成すると言っていましたが断念しました。修業が足りていません。

 

博士課程に進学することを考えている人は、一度この段階で簡単に作ってみることをおすすめします*5。かなり大変です。

でも、自分の研究を見直す機会は博士課程に進学する前に絶対に必要だと思います。

 

 

   

うまい締めが思い浮かばなかったので今回はここまでにします。

学振を将来書く人は、こんなことをやるんだなぁと思ってください。

学振を書いている人は*6、一緒に頑張りましょう。そろそろ提出の大学が現れるはずですね。

*1:私は二年間

*2:微妙な問題をはらんでいますがまぁ一応

*3:書く人はそんなに多くない

*4:2017年度申請

*5:実験をやれ、という話もある

*6:読んでいる人いるんですかね?